現在スポーツ界では、女子種目競技への出場資格について、様々な議論、ルールの策定、紛争解決機関における判断がなされています。そこで今年度は、女子種目出場選手の出場資格その他の人権上の課題を整理するとともに、スポーツ仲裁において争いとなりうる点について、各分野における最先端のスピーカーをお招きし議論します。
開会の辞
人権ポリシーの策定の背景と競技団体が抱える人権課題
來田 享子 氏(中京大学副学長、スポーツ科学部・教授)
国際団体・国内団体の女子種目出場選手の出場資格をめぐる動向
貞升 彩 氏(医師、千葉大学大学院医学研究院客員准教授)
休憩
出場資格制度をめぐる仲裁のあり方
―欧州人権裁判所セメンヤ対スイス事件大法廷判決の内容と展望
杉山 翔一 氏
閉会の辞
(受付 13:00〜)
(住所:東京都新宿区霞ヶ丘町4番8号)
※Zoomによるオンライン配信も併用