覚えておきたい!!ドーピング仲裁ガイド!!

JSAAの紹介 ドーピング紛争に関するスポーツ仲裁規則による仲裁ってどんな仲裁?

対象となる紛争

ドーピング検査の結果、陽性反応が出た場合、「日本ドーピング防止規律パネル(規律パネル)」が制裁措置を決定しますが、この決定又はこの決定に基づく競技団体の決定に不服がある場合の紛争が主に対象となります。 また、ドーピング問題は世界の関心事項であるため、規律パネルによる制裁措置が不適切であると考えられた場合に、世界ドーピング防止機構(WADA)や国際競技連盟(IF)が検察官のように不服申立てをすることができ、このような場合の紛争も対象となります。

申立人

JSAAに仲裁を申立てることができるのは、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)によって定められている国内水準の競技者です。 国際競技大会における競技会で発生した事件、又は国際水準の競技者が関与した事件の場合は、CASにのみ不服申立てをすることができるとされています。

  • JSAAに申立てできる競技者は? 1)国内水準競技者 2)下記の団体から決定を受けた競技者 日本アンチ・ドーピング機構(JADA),日本オリンピック委員会(JOC),日本障害者スポーツ協会,国内競技連盟,規律パネル,日本体育協会,都道府県体育協会
  • CASに申立てできる競技者は? 1)国際水準競技者 2)下記の団体から決定を受けた競技者 世界ドーピング防止機構(WADA),国際競技連盟(IF),国際オリンピック委員会(IOC)など